調停離婚について
調停離婚とは
夫婦に間だけでは離婚の話が進まないときに、家庭裁判所に離婚の調停申し立てをして離婚することが調停離婚です。
離婚の話が進まないのは、以下のような要因が考えられます。
- 夫婦のうちのどちらかが離婚に同意しない
- 離婚には同意しているが、慰謝料等の条件について納得がいかない
- 子供の親権について納得がいかない
調停離婚は裁判離婚のように大きな力や強制的に離婚をさせるというようなことはないので、最終的には協議離婚と同じで夫婦が離婚に合意しなければ離婚には至りませんので注意しましょう。
いきなり裁判ではなく、まずは調停になる
夫婦の話し合いがうまく進まなくても、すぐに裁判はできません。
離婚というのは家庭内紛争で一般の事件などと比べると、どちらが悪いのか法で判定するのは難しいです。
夫婦の間で話をして解決できないときにすぐに訴訟ではなく、まずは調停を行い解決できるかどうか試すことが義務付けられています。